遺言書 作成してみます。
こんにちは、粒です。
久しぶりのブログになってしまいました。
ゴールデンウィーク明けから娘の小学校も始まるのかしらと思っていましたが、5月末まで休校延期。まるっと2カ月以上の休みに加え、お友達とも1カ月近く会っていない毎日。だらだら漫画とYouTube三昧の娘にまずいとは思いつつ、一日中遊び相手になる体力もないので、小言を言いたい気持ちもぐっと抑え、やりたいようにさせてしまう。
テレビの中のお母さんたちは、いろいろと工夫をして子供と遊んであげていて、それを見てまた自己嫌悪。
一人っ子のお母さんたちは、皆さんどうやって過ごしているのかしら。
遺言書を作ってみよう
さて、今まで何回か遺言書の必要性について書いてきましたが、百聞は一見に如かず。とりあえず、私も遺言書をつくろう。と思い立ちました。
さて、何から手を付けたらいいものか?
わが家の場合は、
- 夫婦健在
- 共に初婚
- 事業はしていない
- 相続人は、配偶者と子供1人
- 子供は未成年
ですので、未成年の子供がいる場合のみ該当します。
子供が1人だけの場合は、遺産分割が問題になりませんので、遺言書を必要としない珍しいパターンに該当するのですが、私の娘は未成年なので、成人するまでは特別代理人を立てる必要があります。なので、あと12年ほどは遺言書の存在は重要になりそうです。
とはいえ、自宅は夫名義、他に不動産もなく、車も夫名義、財産らしきものといえば、自分と娘用の名義の銀行預金、お小遣い程度の株だけですので、自筆証書遺言にしてみようかと思います。
遺言書作成に最低限必要なもの
自筆証書遺言に必要なものは、
紙、ペン、封筒、印鑑
だけです。
遺言書に使用する紙
紙も遺言書用のものなど市販されていますが、サイズも紙質も決まりはなく、コピー用紙でも、ノート、メモ帳でも自著できれば制限はありません。チラシの裏に書いても法律的にはよいわけですが、死後にそれが見つかったときに、有効か無効か争われる要因になりやすいですから、やはりある程度耐久性があるきちんとした紙にするのが望ましいですね。
遺言書に使用するペン
ペンについても制限はありません。万年筆でも、筆でも、ペンでもボールペンでも大丈夫です。ただ、書き換えられてしまう可能性や、不必要な疑惑を持たれないために、鉛筆やフリクションペンなど消すことができるものは避けるべきです。
封筒
封筒は、絶対に必要なものではありません。
封筒がない遺言書も法的には有効です。
ただ、封筒に入れ封をすることで、遺言内容の秘密が守られ、改ざんを防ぐことができます。自筆証書遺言が見つかったときには、家庭裁判所による検認が必要なのですが、封印されていなくて内容を確認できてしまうものでも、必ず検認を受けなくてはならないので、封筒に入れて封をするのが望ましいです。
印鑑
印鑑はかならず必要です。
日付、署名、押印 がない遺言書は無効です。
印鑑は、認印でもシャチハタ印でも拇印でも無効ではありませんが、本当に本人が作成したものなのか、信ぴょう性に欠け、争うことになりかねません。
やはり、実印が望ましいです。
と、ここまで、もっともらしい説明をしてきましたが、ふと思いました。
実印っていったい何だろう?
50年も生きてきているので、もちろん、その言葉自体は知っておりましたし、家を購入するときに夫が実印というものを使って契約しているのも見ていました。
でも、あれ?私は今まで実印というものを持ったことがない。
え?世の中の人はみんな普通にもっているのかな?
今まで、実印を作れと言われたことが一度もなく、実印を使う場面にも遭遇したことがなかったんだけど。
え?まさか、この年になって実印持ってないの、私だけ?
考えれば考えるほど変な汗が出てきます。
遺言書の作成に入る前に、まず、実印を手に入れるところから始めなくては。
今日もお読みいただきありがとうございました。