オット、会社やめていいよ。

その後無職のまま現在に至る

定額小為替(郵便小為替)の使い方

こんにちは、粒です。

雨の日が続いたと思ったら、今週は真夏のような日差しです。

梅雨に入る前に大物を洗濯しておかなくてはと、ばたばた。

 

さて、前回戸籍を集めることのおすすめ話をさせていただいたので、今日は、戸籍を集めるにあたっての、つまづきやすい部分をさらっとお話いたします。

 

戸籍の集め方

 

まず、手順としましては、

  1. 本籍地を確認
  2. 本籍地のある市町村窓口で、【出生から現在までの戸籍をすべて】がほしい旨を伝え、その市町村に存在する分をすべて入手する
  3. それ以前の分が他の市町村にある場合には、次はどこの市町村に請求するのかをその窓口で教えてもらい、その市町村に請求する。
  4. 出生時の戸籍にたどり着くまでこれを繰り返す。

 

簡単に説明するとこんな感じです。現在のコンピュータ化された戸籍謄本(戸籍の全部事項証明書)は、読みやすいのですが、それ以前(平成6年の法改正以前)に作成されたものは、さかのぼればさかのぼるほど、読みにくいのが事実です。ただ、どこの窓口でも大体親切に、次はどこの市町村に請求すればよいのか教えてくださいますので、それに従って請求し続けていけば出生時までたどることがちゃんとできます。

 

ここで問題になるのが、遠方の場合です。

 

遠方の市町村には郵送で戸籍請求をします。

 

大体どこの市町村のホームページにも、戸籍の郵送請求の方法と、ダウンロードできる申請書があります。詳しく説明されているので、その通りに記入すれば問題ありません。

ただ、支払いを定額小為替(郵便小為替)で行うことになります。

 

定額小為替(郵便小為替)ってなんですか?

 

定額小為替というものを、戸籍請求するまで私は知りませんでした。どういった人がどういう時に使っているものなんでしょう?

郵便っていうくらいだから、郵便局で買うんだろうな。などと想像はできるのですが、なんで切手じゃダメなんだろう…。と、なんかモヤっとします。

 

では、定額小為替について簡単に。

  • 郵便局の貯金窓口でのみ購入できる
  • 12種類の金額がある
  • 一枚購入につき100円の手数料がかかる
  • 有効期限は6カ月

 

おさえておくべき点はこの位です。

では次に、購入の仕方です。

郵便局に備え付けてある(ない場合は窓口でもらう)請求書を記入


f:id:puripuripurina:20210608135730j:image

ここで、いくらの小為替を何枚購入するべきかですが、【生まれてから現在までの戸籍】を集めるのに必要な戸籍は

①.現在の戸籍謄本(亡くなっている人の場合は死亡時の戸籍謄本)450円

②.除籍謄本      750円

③.改正原戸籍謄本   750円          

 

の3種類です。①は1通だけ。②③は、人によって何通になるのかが変わってきます。

ですので、①がすでに手元にある場合は、750円を、①も郵送請求する場合は、450円を1枚と、750円を購入することになります。

 

問題は、750円を何枚購入したらよいのかですが、その市町村に該当の戸籍が何通あるのかが請求してみないとわからないので、不足になって再度送りなおす必要がないように、多めに3~4通入れてみてもいいんじゃないかと思います。

 

私の父の場合のように、1年に4回も転籍していて、どこも1通ずつしかなかった・・・なんてこともあるわけですが(-_-;)

 

請求書に記入して、その分の金額と1枚100円の手数料を枚数分支払うと、すぐに受け取ることができます。


f:id:puripuripurina:20210608140014j:image

おところ、お名前欄が表にも裏にもありますが、何も記入しません。

切り取り線もありますが、切らないでください。そのまま、申請書と共に送ります。

郵便局の窓口の方がていねいに説明してくれることもあります。

 

注意点もあります

 

定額小為替は、手数料が一枚につき100円となっているので、枚数を少なくした方が得だから、1000円を3枚送っておけばよいのでは…。などと考えるのですが、大都市に請求するときは大丈夫かと思いますが、規模の小さな市町村では、おつりのないように、納付額分の定額小為替を送付してください といったお知らせが同封されてくることがあります。おつりの小為替を購入するにも手数料がかかるので、困っているとのことです。

ですので、できるだけ、750円の小為替で送るようにしています。多い分には、750円の小為替をそのまま戻してもらうということになるだけですので。

 

さらにもう一つ、有効期限が6カ月となっているので、有効期限ぎりぎりのものはやめてほしいとのお願いもあります。それも気を付けています。

 

残った定額小為替はどうすればいいのか

 

多めに送ったものが戻ってきて、最終的に残ってしまった定額小為替

有効期限も6カ月あるので、次に使うまで取っておくという手もありますが、ほんと、なかなか使う機会はありません。

その場合は、郵便局の貯金窓口で払い戻しができます。

この場合は、オモテ面のおところ・おなまえ欄に自分の住所氏名を記入して、印鑑を押し、郵便局の貯金窓口に「お願いします。」と出すと、額面分の現金と交換してくれます。手数料分は戻ってきませんが、簡単です。

ただし、6か月以内にしてください。

 

 

今回は、定額小為替の使い方について簡単にお伝えしてみました。

慣れれば案外簡単にいけそうじゃありませんか(◍•ᴗ•◍)

わからないこと、ちょっとした質問などありましたら、コメントからいただけたらわかる範囲でお答えします。

戸籍をたどる冒険のハードルがちょっとでも下がって、やってみようかという気持ちになっていただけたら幸いです☆

 

最後までお読みいただきありがとうございました。