オット、会社やめていいよ。

その後無職のまま現在に至る

カイコのお泊り飼育って(*_*)

こんにちは、粒です。

今日は小学3年生の娘のお話です。

 

先月中頃、学校の授業でカイコを飼うので箱を用意するように、という連絡がありました。

カイコといえば、社会で養蚕産業について習ったなー、というような記憶があるのみ。カイコって学校で、しかも箱の中で飼えるものなのか。と少しびっくりしながらも、先生に詳しく説明されてきた娘にこれじゃ小さい、これじゃ大きいとあーだこーだ言われながら空き箱を探し、なんとか箱を学校に持たせました。

 

箱なんかじゃ逃げ出しちゃうんじゃないか?

空気穴はなくても大丈夫なのか?

 

私の小学校時代にカイコを飼う学習はありませんでした。地元ではないので、地域性なのか、それとも時代なのか。オットも他県出身ですが、カイコなんて見たことないと言っています。

 

すると、次はそろそろカイコを迎え入れるからカイコのご飯である桑の葉を持ってきてくださいとの連絡が。

 

桑の葉ってなんですか >.<

 

カイコは桑の葉しか食べないから、できるだけたくさん持ってきてって。と高らかに主張する娘に、そもそも家に庭はないし、桑の葉持ってこい言われてもどんなものなのか、木なのか草なのか、どこに生えるものなのか全くわからない。実家には庭があって色んな植物があったから全くの無知ではないと思ってたけど、桑の葉っていうのはそんな一般常識的に皆さん知ってるものなのでしょうか(TT)

 

すまんがお母さんにはわからないので、先生か、じぃじばぁばが近くにいるお友達なら知ってるだろうから、明日学校で聞いてくれ。と娘に頭を下げて送り出す。

 

カイコの飼育が始まった

 

学校から帰るなり、

「中くらいのが4匹と赤ちゃん1匹もらった!」

「ずっと桑の葉食べ続けてる。」

「公園に桑の葉取りに行ってくるー。」

と大騒ぎの娘。虫嫌いのくせに、かわいいと言っています。そして、桑の葉は学校にも近所の公園にもたくさん生えているらしく、袋いっぱい摘んで帰ってきました。

 

そして、週末はお家で各自面倒見てくださいとの連絡が。

えっ?

 

学級だよりはおとまり号⊙.☉

 

金曜日にカイコとともに持ち帰った学級だよりの題名は【おとまり】。

 

今週末はカイコの初めてのお泊り飼育となります。カイコを持ち帰りましたら、エサの桑の葉をしっかり与えているかお家の方でも様子を見ておいて頂けると有難いです。

 

お泊り飼育って、先生(≧▽≦)

 

そーっと見せてもらうと、ちっちゃい。


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赤ちゃんなんてほとんど見えないほどちっちゃい。


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逃げないの?

週末の間に死んじゃったりしないの?

どのくらいまで育てるの?

大きくなったらどうなるの?

 

娘に聞いても知らないと言うばかり。あまり生き物を飼った経験のない私は、この小さな命を実際に見て軽くパニック。慌てて調べまくりました。

 

カイコの一生 調べてみてビックリ。

 

まず、カイコは桑の葉を食べて眠って脱皮してを4回繰り返し、20日前後で繭を作り始める。

エサがなくても逃げようとしない。

野生回帰能力を失った家畜化動物で、人間による管理なしでは生育できない。

さらに、繭を破って成虫になったカイコガは、口がないので何も食べず、交尾で次世代を残しその一生を終える。

 

口がなくてものを食べることのできない生き物༼⁰o⁰;༽

知りませんでした。

 

そして、恐らくこの娘たちが育てているカイコは、繭をつくってその中で羽化する日を待っている間に茹でられてしまう運命。

 

ちっちゃくて、必死に桑の葉を食べている姿はちょっとかわいい。

初めての、リアルいのちの重さを体感できるであろうこのカイコのお世話学習。どんな感じで最後を迎えることになるのでしょうか?

次のお泊り飼育の日がちょっと楽しみです。

また、続きを報告いたします。

 

今日もお読みいただきありがとうございました(*^^*)